こんにちは。
三児のパパリーマンです。
今日は、少し肌寒さが残る一日。
保育園はお休みだったので、家族5人でゆったりとした時間を過ごしていました。
…とはいえ、なかなかにぎやかで、子どもたちのお世話をしているうちに一日が終わってしまうことも珍しくありません。
そんな中、子どもたちが寝静まった夜。
ふと開いたパソコンの画面で、ある言葉に目が止まりました。
「子どものためだけではなく、自分のことも大切に。」
これは、有名な保育士である“てぃ先生”の言葉です。
子育てに真剣に向き合っていると、自分のことを後回しにしてしまいがちですが、この一文を見てハッとしました。
自分が楽しんでいること。ポジティブでいること。
それはそのまま、子どもたちの心を育てる栄養になるのだと気づかされた瞬間でした。
「背中を見て育つ」の意味を、真剣に考えてみた
子育てをしていると、よく耳にする言葉があります。
「子どもは親の背中を見て育つ」。
でも、僕は思いました。
「背中だけじゃない。子どもは親の“すべて”を見ている」と。
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どんな表情で話しているか
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どんな言葉を使っているか
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どんな行動をしているか
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何を大事にしているか
それらすべてを、子どもはよく見て、よく真似しています。
僕がよく使う言葉や動き、息子や双子たちがそっくりに真似するのを見ると、思わず笑ってしまいます。
つまり、「子どもは親の鏡」なんです。
背中だけじゃなく、横顔も、前の姿も、声のトーンも。
大人が無意識にしている行動のすべてが、子どもたちの育ちに影響しているのです。
子どもに見せたい「親の姿」とは?
子どもにどんな人になってほしいか。
僕自身、よく考えます。
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優しい子になってほしい
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思いやりのある子になってほしい
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自分の意見を持てる子になってほしい
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挑戦することを恐れない子になってほしい
でも、子どもにそれを望む前に、自分自身はどうだろう?
優しくできているか? 誰かを思いやっているか? 挑戦している姿を見せられているか?
理想の姿を押しつけるのではなく、まずは自分がその理想に近づく努力をしなければいけない。
そう思って、僕は毎日、子どもたちの前で“かっこいい大人”を演じようと意識しています。
もちろん完璧ではありません。
怒ってしまうことも、イライラすることも、うまくいかない日もあります。
でも、努力する姿、自分を律する姿を見せることで、子どもは「頑張るってこういうことなんだ」と学んでいくと信じています。
子どもと接する中で感じる“見てほしい欲”
我が家の子どもたちは、何かできたとき、必ずこちらを見てきます。
「見て!」「できたよ!」
その一瞬のキラキラした目を、僕は何よりも大切にしたいと思っています。
テレビを見ながら笑ったときも、
トイレにひとりで行けたときも、
小さな石を見つけたときも、
ズボンがひとりで履けたときも、
すぐに「パパ、見て!」と言ってくれる。
その期待に応えられるように、僕もちゃんと見ていたいと思っています。
これは信頼のサインです。
親に認められることで、子どもたちは自己肯定感を高めていきます。
自分を大切にすることが、育児の基盤になる
てぃ先生の言葉にあった「自分のことも大切に」。
これ、本当に大事です。
自分を追い詰めてまで子どもに尽くすのではなく、
親も“楽しむ姿”を見せていくことが、最高の教育になるんじゃないかなと最近は思っています。
休日には自然の中で一緒に遊んで、
虫を見つけてはしゃいで、
濡れた靴や泥だらけのズボンを笑い合いながら着替えて、
その日だけの“体験”を積み重ねていく。
僕が本当にやりたいことを、子どもと一緒にやっていく。
そんな育児スタイルを、これからも続けていきたいです。
最後に|子どもは「なってほしい大人」ではなく「親そのもの」に育つ
子どもは、「こうなってほしい」と願ったようには育ちません。
でも、「こう生きている」親の姿に、そっくりに育ちます。
「自分は理想の親ではない」と思うこともあるかもしれません。
僕もそうです。毎日試行錯誤の連続です。
でも、その不完全な姿でさえ、子どもたちにとっては“世界一の手本”です。
だからこそ、自分を責めずに、少しずつでも成長しようと努力していくこと。
その姿を見せていくことが、子どもにとって何よりのギフトになるのだと思います。
今日も、明日も、まずは口角を上げて、笑顔からスタートしてみます。
そして、子どもたちの未来のために、僕自身ももっといい大人に近づいていけたらと願っています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が、少しでも誰かの子育てのヒントや励ましになれば嬉しいです。
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