こんにちは、三児のパパリーマンです。
今回は、家族みんなで過ごした**「蛍まつり」の一夜について綴ってみます。
日々の忙しさの中でも、ほんの少し自然とふれあうだけで、心が落ち着き、子どもたちの表情も変わります。
その経験がどれほど尊く、そして都市では得られない「体験価値」**をもたらしてくれるか。
一人でも多くの方に伝われば嬉しいです。
夜勤明けの土曜日から始まった、家族時間
昨日の土曜日、私は夜勤明けで午前中はウトウト…
ゆったりとした時間が流れる中、昼寝をしながら過ごしました。
午後には保育園の土曜保育が終わり、家族5人がそろって夕方ごはん。
この時点ではまだ、夜に出かける予定なんてありませんでした。
ところが、18時30分頃――
ふと広報誌を見返した時に目に入ったのが、**「蛍まつり」**の案内。
「行ってみる?」
と妻に声をかけると、子どもたちも「行きたい!」と即答。
気づけば準備を整え、家族5人で街へと散歩に出かけていました。
町内の「しゃぎり」練習に、夏の訪れを感じる
自宅から歩いて約10分。
近所の公園では町内会の子どもや大人たちが集まり、**「しゃぎり」**の練習をしていました。
少し湿気を帯びた天気。
でも空気の中には、あの夏祭り独特の音と熱気が混じっていて――
ああ、もうすぐ夏が来るな、と感じさせてくれました。
しゃぎりの太鼓と笛の音を耳に、しばし立ち止まってその練習風景を眺めていました。
地域で代々受け継がれる祭りの文化にふれるたび、「この町で子育てできてよかった」と思います。
蛍の光と人のぬくもりが共存する小川へ
しゃぎりの音を背に、さらに10分ほど歩くと、目的地の湧水公園に到着。
ここは、町内の蛍観察スポットとして知られる場所です。
会場には屋台やイルミネーションが設置され、すでに多くの人でにぎわっていました。
蛍の観察がメインとはいえ、まるで小さな夏祭りのような雰囲気。
「人が多いな」と思いつつも、どこか心が温まる――そんな空気が流れていました。
水草の茂る小川に舞う、幻想的な光
さらに歩いて5分ほど、木陰に隠れるように流れる小川に到着。
湧水が流れ込み、水温が低いためか、このあたりは特に蛍が多く集まるスポットだそうです。
川辺には飛び石が並び、そこに立ちすくむ多くの人々が蛍の光をじっと見つめていました。
まるで一幅の絵のような静かな光景。
耳を澄ますと、「東京や愛知から新幹線で見に来たんですよ」という会話も。
それだけ価値のある体験が、日常のすぐそばにあることを再認識させられました。
子どもたちは…蛍よりも石の上で大はしゃぎ?笑
もちろん、我が家の子どもたちも蛍の光に「キレイ〜!」と感動していました。
が――
それ以上に石の上を走りたくてウズウズ!笑
「落ちるなよ〜!」と声をかけながらも、子どもたちの好奇心にこちらも笑顔に。
自然の中で体を動かすというのは、やはり都会ではなかなかできない貴重な体験。
こうした何気ない時間の中に、子どもの心が育つ種があるのかもしれません。
家族で屋台メニューを満喫!コスパ最強の地元イベント
蛍鑑賞のあとは、もちろん屋台に直行!
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焼きそば
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フランクフルト
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焼き鳥
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かき氷
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生ビール(パパ用)
これだけ食べて1500円程度!
都会の祭りでは考えられない、地元イベントならではの最高コスパです。
子どもたちもそれぞれ好きなものを頬張り、大満足の様子。
「また来たいね〜」と、何度も話していました。
家に帰っても元気いっぱい!…だったけど
帰宅後、お風呂に入って一息。
当然、「今日はいっぱい歩いたし疲れたでしょ?」と思いきや――
まさかの元気MAXで家の中を走り回る子どもたち。笑
でも、絵本を読んで電気を消すと、さすがに即ダウンでした。
一人、また一人と夢の中へ。
きっと、蛍の光がまぶたの裏でふわふわと舞っていたことでしょう。
終わりに|自然と地域の力が、子どもたちの未来をつくる
蛍まつりというたった数時間のイベントでしたが、
そこで得たものはとても大きかったように思います。
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地域の文化に触れる
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自然とふれあう
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親子の会話が増える
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食を通じて共有体験を得る
どれも「教育」とは言い切れないけれど、人生における根っこの部分を育む大切な要素。
今後もこんな機会を逃さず、子どもたちと一緒にたくさんの「思い出の種」をまいていけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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