こんにちは。
三児のパパリーマンです。
今日は雨が降ったり止んだり。洗濯物が全く乾かず、家の中はジメジメ…。
仕方なく、風呂場のハンガーラックに洗濯物を移して、扇風機を当てて、換気扇をフル稼働。
なんとか乾かすことに成功しました。こういう地味な工夫って、育児中の家庭あるあるですよね。
さて、今日のテーマは「本気で育児をする父親の割合」について考えてみたいと思います。
「イクメン」って言葉、なんか違和感ありませんか?
「イクメン」という言葉、よく聞きますよね。
でも「イクレディ」って聞いたことありますか?――たぶんないですよね。
なぜ「育児をする父親」だけ特別な呼び名があるのか。
そもそも、育児って父親でも母親でも、するのが当たり前じゃないの?
そう思って、少し育児休業の取得率を調べてみました。
育児休業取得率から見る「育児=母親」の現実
厚生労働省のデータによると、2020年(令和2年)の育児休業取得率は以下の通りです。
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女性:81.6%
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男性:12.7%(過去最高の数字)
……正直、思っていたよりも少ないと感じました。
しかもこの12.7%という数字も、「過去最高」。つまり、それまではもっと低かったわけです。
この数字を見れば、「育児は母親がするもの」という感覚がまだまだ根強いのも納得です。
女性の8割以上が育休を取得しているのに対し、男性は1割ちょっと。
しかも、取得しても「数日〜数週間」という短期間の人も多いようです。
多くのパパが、育児を「手伝うもの」「サポートするもの」と捉えていて、主体的に関わる意識が薄いのではと感じます。
僕自身の育休体験 〜双子の誕生で育休を取得〜
実は僕も、1人目のときには育休を取るという発想すらありませんでした。
当時は、「パパは仕事、ママは育児」が当たり前だと思っていたんです。
そんな僕が初めて育休を取ったのは、2人目――しかも双子が生まれたときでした。
このときばかりは、「自分が育児から逃げたらヤバい」と本気で感じました。
もちろん育休中も、家事や育児は慣れないことばかり。
でも、やってみるとわかるんです。
「自分がやらなきゃ何も回らない」という実感と、
「子どもの成長にリアルタイムで関われる」という何ものにも代えがたい喜び。
育児を「女性の役割」にしてしまっている社会の構造
「男性が家計を支える」「女性の年収は低い」――よく聞く話ですが、
実際には「育児があるから働きづらい」ことが、女性のキャリアにブレーキをかけています。
女性が働きにくいから、家計をパパが支える。
だからパパは仕事優先で、育児はママ任せ。
……この構造が、いまだに続いているんです。
これは、どちらが悪いという話ではなく、社会全体の仕組みの問題です。
育児を1人で担うのではなく、夫婦で「一緒に育てる」のが当たり前になる社会が必要だと思います。
イクメンじゃなくて、「ただの父親」でいい
なぜ「イクメン」という言葉が生まれたのか?
それは、「育児をする父親」が少なかったから。
だから、少しでも関わると「すごい!」と称賛される。
でも、冷静に考えれば、父親なんだから育児をするのは当然のことですよね。
僕は「イクメン」と呼ばれることに、少し違和感があります。
育児に関わる理由は、「パパだから」です。
それ以上でも、それ以下でもありません。
最初は不器用で当たり前。失敗しても大丈夫。
子どもを病院に連れて行っても、パパの姿を見ることはほとんどありません。
「どうせ自分にはできない」と思っているパパも多いのかもしれません。
でも、最初は不器用で当たり前。
完璧にやる必要なんてないんです。
大切なのは、「やる姿勢」と「チャレンジすること」。
ママも、誰かに寄り添ってもらえるだけで、少し心が軽くなるものです。
子どもと一緒に、パパも成長する
育児を通して成長するのは、子どもだけじゃありません。
ママも、そしてパパも、一緒に成長していくものです。
だからこそ、もっと多くのパパが、勇気を出して一歩踏み出してほしい。
失敗しても、子どもはちゃんと受け入れてくれます。
大切なのは、「一緒にいた」という事実です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、三児のパパリーマンとして、リアルな育児と日常を発信していきます!
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