はじめに|家庭菜園は育児と両立できる“実験と発見”の場
仕事と育児に追われる毎日でも、ほんの少しの工夫で「育てる楽しさ」は家族全員で味わえます。5歳と3歳の双子を育てる33歳サラリーマンの私は、家庭菜園を通じて子どもたちと自然の面白さを共有しています。
特におすすめしたいのがミニトマトの水耕栽培。土を使わずに野菜を育てるスタイルは手間も少なく、成長も早い。そして何より「実がなる瞬間」を子どもと一緒に喜べるのが魅力です。
水耕栽培とプランターのハイブリッド栽培
我が家では、ミニトマトは水耕栽培、ナスとキュウリはプランターで育てています。
水耕栽培とは、水と液体肥料だけで野菜を育てる方法で、土を使いません。最大の魅力は、根に負担が少なく、効率的に成長すること。
実際にミニトマトの苗を水耕に切り替えたところ、茎は太くなり、葉の色もより濃く、元気な印象になりました。
一方、ナスとキュウリは今のところプランターで育成中。土を使うため、連作障害への対策も必要になります。
我が家の水耕栽培システム|低コストDIYでもここまでできる!
水耕栽培というと難しそうな印象がありますが、材料はほとんど家にあるものとホームセンターで揃いました。
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容器:スーパーで無料でもらった発泡スチロール
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肥料:家庭菜園用のハイポニカ液肥
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酸素供給:太陽光発電のエアーポンプを水中に設置
この仕組みで、常に水中に酸素を供給でき、根腐れも防げています。
発泡スチロールの蓋に穴を空け、スポンジで固定した苗をセットするだけ。太陽光パネルで動くポンプは、夜は止まっても問題ありません。何より「水が減ってきたかな?」と子どもたちが観察しやすい点がメリットです。
苗選びのポイント|接ぎ木苗を選ぶ理由
ホームセンターで苗を選ぶとき、我が家がこだわっているのが「接ぎ木苗」です。
接ぎ木苗とは、病気に強い台木とおいしい実をつける穂木を組み合わせた苗のことで、特にプランター栽培に向いています。理由は連作障害に強く、病気にもかかりにくいから。
土が使い回されるプランターでは、連作障害が出やすいため、毎年安心して育てたいなら接ぎ木苗一択です。価格は少し高くても、失敗リスクが減ることを考えればコスパは十分。
現在の育成状況と、今後の記事アイデア
2025年5月現在、ミニトマトは順調に成長中。すでに花が咲き始め、子どもたちも「あと何日で実がなるかな〜」と楽しみにしています。
今後はナスとキュウリの育成状況についても、順次記事にしていく予定です。それぞれ異なる育て方をしているため、「野菜によってこんなに育て方が違うのか!」と自分自身も学びが多いです。
また、定点観測的に週ごとの成長レポートや、実がついた瞬間の子どもたちの反応などもシェアしていきたいと思っています。
まとめ|家庭菜園は家族と「育つ喜び」を共有する時間
仕事に忙殺される中でも、家庭菜園という“ゆっくりと成長するもの”が家にあると、不思議と心も穏やかになります。
子どもにとっても、土や水に触れながら「なぜ育つのか?」と考える体験は、教科書以上の学びです。
今回紹介した水耕栽培は、省スペース・低コストで始められるので、ベランダしかないご家庭にもおすすめです。ミニトマトはもちろん、今後はナス・キュウリなどの記録も共有していきますので、ぜひまた読みにきてください。
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